椅子に疲れたら正座をしよう

日々のデスクワークで背中が丸まってしまっている方はいませんか。仕事に集中しすぎて、日々の姿勢にまで意識を向けられない方も多いのではないでしょうか。

 

良い姿勢は、不必要な部位に脂肪を排除し美しいプロポーションを作ります。だからといって、猫背の方がいきなり姿勢良く座ることは難しいです。長い期間続けられた歪んだ姿勢は、身体にしみついています。ムリに良い姿勢を目指すと、無理な力をかけてしまい腰痛や肩こりの原因になります。

 

そんな方におすすめしたいのが「正座」です。椅子に座ると背中が曲がるという方も、正座になると背筋をぴんと伸ばせます。正座は背筋を伸ばすのにとても適した座り方です。長時間の正座ができないという方にも1日1分からはじめられる、正座ダイエットをご紹介します。

 

 

こんなにある正座のメリット

骨盤矯正

正座には骨盤のゆがみを整える効果があります。さらに正座で座ると自然と背筋が伸びます。これは正座が骨盤をたたせる姿勢だからです。骨盤が正しい位置に整えられると、上にのっている背骨と内臓の位置も整えられます。

 

正しい位置に背骨があれば、背中まわりの筋肉が鍛えられ「背中痩せ」「お腹痩せ」の効果がきたいできます。さらに正しい位置に内臓があれば、下腹のぽっこり痩せにも効果があります。

 

ふくらはぎのマッサージ

第2の心臓と呼ばれるふくらはぎも正座をすれば簡単にマッサージすることができます。痩せるためには、効率よくエネルギーを巡らし、体中で発生した不要物をスムーズに排出する必要があります。このためには血流やリンパの流れが大切です。これらの流れを促しているのが心臓ですが、小さな臓器である心臓だけでは体中に血液を巡らせるには限界があります。
このため体は心臓だけではなく、その他の筋肉も利用し血液を巡らせます。特に第2の心臓と呼ばれるふくらはぎの筋肉は、歩くたびに体中に血液を送り込みます。ふくらはぎの筋肉は血流を巡らせるためにはかかせません。

 

このためふくらはぎのマッサージは代謝をあげるといわれていますが、力を込めたマッサージは非力な女性には大変です。その点正座では、ふくらはぎに自分の体重をかけることができます。この自重による刺激が、ふくらはぎのマッサージとなるのです。

 

 

朝の正座で1日が変わる

姿勢を正す30秒正座

①かかとをくっつけ膝立ちになり、足の両親指は1cmほど離す
②くっつけたかかとを離さないようにゆっくりとお尻を下す
③膝頭とかかと同士が離れないように30秒キープ
④立ち上がるために再び膝立ちになる
⑤片足を立ててゆっくりと立ち上がる

腰痛の痛みや姿勢のゆがみに効果のある朝正座です。

 

インナーマッスルの強化になる1分正座

①膝立ちになる
②つまさきをくっつけ、左右のくるぶしを地面に近づくようにかかとをひろげる
③お尻を下す
②両膝を拳2つ分ひろげる
④胸をはり肩甲骨締める

 

 

正座は足が歪む?


正座をすると足が歪む、と子どものときからいわれて育った人は多いのではないでしょうか。実際に正座によって足が歪むかは明らかにされていません。
足が長い欧米人の生活が椅子中心であること、正座文化が廃れたタイミングと日本人の平均身長が高くなったタイミングが合致することなどによって広められた噂です。日本人の平均身長は高くなっていますが、正座以外にも食の欧米化など考えられる要素はいくつもあります。正座だけが原因と考えられません。

 

正座の特徴は自分の体重が足に集中することです。当然体重のかけ方を間違えた姿勢を長期間続ければ、徐々に足だけではなく体全体の骨が歪んでいきます。しかしこれは椅子に座る姿勢や立つ姿勢でもいえることであり、正座のみ足が歪むわけではなりません。結局は、どのような姿勢のときも正しく体重をかけることが大切だということが分かります。