睡眠時間とダイエットには関係があるの?

 

だんだんと暖かさが本格的になってきました。季節が良くなるにつれてあくびが出てしまったり、日中に眠気を感じるなど、どんなに寝ていても眠くなってしまうという方も多いのではないでしょうか。

 

春は、冬との気温差が激しいため、自律神経のバランスが崩れてしまい眠気が強くなると考えられています。また、気温が上がるにつれて縮こまっていた血管が広がり、身体中に流れる血液の量が増え、脳に送られる血液量が減少してしまうので、脳内の酸素が少なくなり眠気を引き起こすと言われています。

 

それではいったい、睡眠時間とダイエットには関係があるのでしょうか。

 

睡眠時間が短いと太りやすい

 

アメリカのシカゴ大学で睡眠時間と肥満傾向のある人の調査をしたところ、睡眠時間をいつもより減らした人たちは、太りやすいと言う結果がでました。睡眠時間が減ってくると、甘いお菓子や、炭水化物、ポテトチップスなどを普段よりも食べる傾向があるそうです。そのために体重が増加する人が多いという結果が出ています。

 

また、睡眠不足になるとインスリンに対する感受性も低くなってしまうという結果も出ています。インスリンとは、すい臓のランゲルハンス島とところで作られるホルモンで、全身の臓器や細胞にブドウ糖を取り込ませる働きをしています。そうやって食事で得られる血糖をインスリンは一定量に保っているのですが、睡眠不足でインスリンに対する感受性が低くなると、血糖値が高い状態が続いてしまい、糖尿病になる危険性が高くなります。

 

糖尿病は、さまざまな合併症を引き起こすと言われており、健康のためにも睡眠はしっかりとった方が良いようです。

 

睡眠中に分泌されるホルモン

 

睡眠中に人間の体に分泌されている成長ホルモンは肥満と大きな関係があります。

 

グレリン

胃から分泌されるホルモンで食欲と関係があります。グレリンは、脳の視床下部にある食欲中枢を刺激して食欲を増進させます。

 

 

レプチン

脂肪細胞から分泌されているレプチンは、脳の視床下部にある満腹中枢を刺激し、満腹感を感じさせるホルモンです。

 

 

睡眠不足だと成長ホルモンの感受性も低くなる

睡眠が不足してくると、これらの成長ホルモンがしっかり分泌されていても、脳の働きが悪くなり、成長ホルモンへの感受性が低くなってしまいます。そのため、ホルモンバランスが悪くなるので基礎代謝量が減ってしまうのです。

 

 

まとめ


 

しっかりとしたダイエット対策を行っていても、睡眠時間が足りないと甘いものなどに対する飢餓感が強くなったり、脳の働きが悪くなるために、ホルモンに対する感受性が低くなる傾向があります。それでは、せっかくのダイエットの努力が無駄になってしまいかねません。理想の睡眠時間は、7~8時間と言われています。また、成長ホルモンが最も分泌されるのは、夜の10時から翌2時と考えられていますので、そういったことをしっかりと考慮しながら睡眠時間を確保するようにしてください。