自分を褒めるのが下手な日本人は多い


ダイエットで大切なことはモチベーション維持です。巷では「ダイエットは習慣だ。意識せずとも取り組めるように習慣化しよう」というようなことがいわれていますが、習慣化に至るまでサボりそうな自分を支えるのはやはりモチベーションです。

モチベーションを保つために大切なのは、負の感情を抱かないこと。早く痩せないといけないという焦りや、自分なんてダメだという嫌悪は、百害あって一利なしの感情です。負の感情を寄せ付けないようにするためには、褒め上手になることが大切です。

今回はそんな負の感情をなくす褒め方のポイントをご紹介します。

 

他人と比べる褒め方はNG

食卓に嫌いなものが並んでいるときに、「世界には食べたくても食べられない子もいるのよ」といわれ食べさせられたことはありませんか。そうでなくても落ち込んでいるときに「もっと不幸な人がいる」と、励ましにならない励ましをされたことはありませんか。

「〇〇さんより痩せている」「〇〇さんより努力している」という褒め方には、メリットはほとんどありません。

他人が太っていたからといって、自分が痩せるわけではありません。

それよりは「昨日の自分より長く歩いた」「いつもの自分だったらサボっていたことを取り組めた」という風に、過去の自分と比べたほうがよいでしょう。

 

 

行動を褒める


体重が軽くなっていたり、勉強の成績が上がっていたりするのは嬉しいですよね。だからといってそれらをモチベーション維持の道具にするのはおすすめできません。

なぜならそれらの結果には自分の意思以外の介入があるからです。

ダイエットには停滞期という体重が減らない時期があります。このように頑張ったからといって必ずしも体重が軽くなるわけではありません。またテストの点数だって、出題箇所が自分の苦手な所であったら勉強量に対して結果が得られないこともあるでしょう。

真面目な人が結果をモチベーションの基準にしていると、結果が振るわなかったときに、自分を責めてしまいます。

褒めるのであれば、「仕事終わりに歩いた」「食べたいお菓子を我慢した」など自分の行動を褒めるようにしましょう。行動であれば、他人の行動や状況が介入されることもありません。

 

 

今の自分は最高の存在である

褒め下手な方が陥り勝ちなのが「今の自分がダメ」だという思考です。行動の理由が「ダメな自分から脱出したい」となってしまっています。

日本人によくありがちな思考ですが、それではいくら頑張っても幸せを感じることはできません。一時的な幸福を感じることはできるでしょうか、すぐに次を目指し現在の自分を嫌悪し始めます。

まず現在の自分は-でも+でもなく、ニュートラルな存在であることを受け入れましょう。悪口を行ってはいけない、サボってはいけない、努力しなければいけないという焦りはあるでしょうが、それらはすべて生まれてからこの年になるまで植え付けられた思い込みです。実際に悪口をいっても、努力をしなくても、サボってしまっても息をして生きていくことができます。

早く結果を出さなきゃという焦りの感情も思い込みです。体重が100kgに増えても人は生きていけますし、これまで100kgだった人がダイエットに失敗して痩せなかったからといって、急に周りに嫌われたりすることもありません。これまで通りに生きていけます。

今の自分は100点満点の存在なのです。

それでもダイエットに取り組むのは、自分の点数を上げるためではありません。自分の思考を現実に実現させたいからです。人は自分の想像が現実に現れることに喜びを感じる生き物です。他人の目や社会の常識など関係なく、創造という喜びを感じたいがために自分はダイエットに取り組んでいることに気づきましょう。

そのうえで行動し、自分の思考を現実に想像しようとしている自分を褒めてください。