多くの人がダイエットを脳に邪魔されている

ダイエットに挑戦する多くの人が、「面倒くさい」や「お菓子を食べたい」と訴える脳に邪魔されています。

ダイエットに成功すれば、着たい洋服を着て町を堂々と歩くことができます。それが分かっていてもなぜ、脳は邪魔しようとするのでしょうか。

それは人間が文化を手にする前から出来上がっていた「本能」と呼ばれる脳の仕組みに由来します。ダイエットを成功するためには、この本能を操らなければなりません。

今回はダイエットを邪魔する本能について詳しくまとめました。このページを読めば、あなたのダイエットを邪魔するものの正体が見えてきます。

ダイエットを決意する理性と邪魔する本能

私たちの脳は、本能と理性の2つに大きくわけることができます。本能とは脳の原始的な部分です。怒りなどの感情や食欲などの欲望は、脳の本能部分から湧き出してきます。

逆に理性は、人間が社会的な生活を営むにつれて発展してきました。過去の状況と現在の状況をもとに、未来を想像できます。

ダイエットをしようという気持ちは理性であり、面倒くさいやお菓子が食べたいという欲求は本能です。

ダイエットの失敗の多くは、現在の欲求を満足させたい本能による邪魔が原因です。つまりダイエットを成功させるためには、この本能を飼いならすしかありません。

 

野生で生きるための進化した本能

「面倒くさい」や「サボりたい」など、本能はとにかくダイエットを邪魔してきます。なぜ本能がこれほどまでに邪魔をしてくるかというと、理性とは違い本能には未来を想定するという力がないからです。

サバンナで生きるライオンは、狩った獲物をすぐに食べてしまいます。人間とは違い、加工して残すことはしません。エサを残しておくと、他の肉食動物を呼び寄せてしまうおそれがあるからです。

農業も始まっていない狩猟時代を生きるうえで、未来や将来の想像はあまり役に立ちません。

例え未来を予測し行動したとしても、現代の人間のように気象予報や災害知識なども備わっていませんから、突然の災害に見舞われて台無しになってしまうことも多かったです。何よりも先のことよりも、目先の現実を生き抜くことを優先しなければなりません。

何千年にもわたる狩猟時代の末、人間の本能は進化を遂げました。農耕が発達し、ある程度未来が予測できるようになった現代でも、この本能部分は根強く残っています。

結果人間は今も我慢はあまり得意ではありません。

 

「めんどくさい」本能を飼いならす方法

我慢が連続するダイエットを成功させるためには、この本能を飼いならすほかありません。ダイエットを成功のポイントは、「本能を5歳児だと思って受け入れる」ことです。

つまりは「面倒くさい」や「お菓子が食べたい」と思うことは自然な感情だと受け入れることです。そして3歳児の多くはお菓子を我慢するように伝えても食べてしまう生き物です。例え本能のままにお菓子を食べても、自分を責めないでおきましょう。

そして5歳児に教えるような気持ちで、ダイエットに取り組みましょう。

運動や食事制限など5歳児に伝えてもいきなり始められるようなものではありません。毎日靴を履くことからはじめる、お菓子を食べる時間を決めるなど、まずは5歳児ができる範囲ではじめてみましょう。

毎日靴を履くことも、お菓子を我慢することも5歳児にとってはとてもすごいことです。できたら手放しでほめてあげましょう。日記に記録するのもよいですし、口にだして褒めるのもよいです。5歳児の本能は、褒められれば褒められるだけやる気を出してくれます。

またこれまでダイエットがうまく継続できていても、5歳児の本能が突然駄々をこねはじめるときがあります。そういった場合は、5歳児ができることから始めてみてください。それでも5歳児が駄々をこね続けるようであれば、その日のダイエットは休んでしまいましょう。

さらに5歳児がものごとに挑戦して出来るようになるまで、長い時間がかかります。大人のあなたが1ヵ月でできるようになることも、5歳児の本能を連れてだと3ヵ月かかってしまうこともあります。結果は焦らずに、気長に続けることが大切です。

このように5歳児に接するつもりでダイエットに取り組むと、精神的なプレッシャーを軽くなります。