我慢には限界がある

眠たいのに早起きをして、満員電車にゆられ、仕事をこなし、苦手な人とと関わり、と私たちの日常は我慢の連続です。人間の我慢には限界があります。現在の我慢のうえに、さらにダイエットで我慢を重ねる続けることは、かなりの困難を伴います。

 

 

「あれもこれも完璧に我慢する」ではなく「ダイエットだけを我慢する」という発想に切り替えてみてはいかがでしょうか。ダイエットのための我慢のやめかたをご紹介します。

人間は我慢が続かない生き物

毎日の運動や食事制限など、ダイエットは我慢の連続です。1日にできる我慢の量に限界があるってご存知でしたか。自制心に限界があることは「スタンフォード自分を変える教室」の著者でもあるケリー・マクゴニガルの実験で明らかにされています。

 
実験内容は2つのグループに分けられた101人の喫煙者に、目の前の食べ物を我慢してもらったあとの喫煙率を調べるというものです。我慢する食べ物は一方のグループは「ハツカダイコン」、もう一方のグループは「焼き菓子」でした。食べ物を我慢した後、10分間の休憩時間の合間に喫煙した割合は、「ハツカダイコン」が34%「焼菓子」が54%でした。

 

 

「ハツカダイコン」と「焼き菓子」どちらがより食べるのを我慢しなければいけないかといわれれば、「焼き菓子」でしょう。甘いものが嫌いな人でない限り「ハツカダイコン」と「焼き菓子」どちらが食べたいか問われれば、大多数の人間が「焼き菓子」を食べるはずです。

 

 

つまりこの実験結果によって、特定のことを我慢した後、次の我慢がしにくくなることが明らかになりました。精神的にストレスを感じれば感じるほど、お菓子を食べたくなるし、運動もサボりたくなるということです。効率的に運動を続け、お菓子を我慢したいのならば、他のことで我慢することを減らす必用があります。

 

 

種類別の我慢のやめかた

ダイエット以外の我慢を減らせばダイエットの成功率は高くなります。だからといって、仕事や家事をサボるわけにはいきません。嫌いな作業をやめられないのであれば、考え方や取り組み方を切り替えましょう。

 

 

我慢とは肉体的我慢と精神的我慢の2つあります。肉体的我慢は、空腹・睡眠・疲労などの肉体の不調によって発生する我慢です。精神的我慢はストレスや人間関係から発生する我慢です。食べ物も娯楽も豊富な現代社会において、多くの我慢の原因は精神的ストレスから発生しています。

 

 

肉体的我慢のやめかた

精神的我慢に比べて肉体的我慢のやめかたは簡単です。睡眠時間を長くとり、バランスのよい食事と、ストレッチなどの適度な運動をおこなえば、肉体的不調が軽くなり我慢をする必用がなくなります。肉体を癒す時間を確保するためには、スマホやパソコンなどの娯楽を減らしたり、家事や仕事の作業効率をあげる必用があります。

 

 

精神的我慢のやめかた

ポジティブシンキングと聞くと「明るさの押し売り」をイメージするかもしれませんが、実際のポジティブシンキングは違います。「本当のポジティブシンキングとは、どんなことがあっても自分ならば乗り越えられると信じること」です。そして「未来を自分の思うように操れると確信すること」です。

 

 

現状を変えず精神的ストレスだけ和らげたいのならば、状況への捉え方を変えるしかありません。自分の考え方を変えるには、自己啓発本がおすすめです。特におすすめの本は「7つの習慣」「仕事は楽しいかね」「嫌われる勇気」「ニューアース」「反応しない練習」などです。