あなたが痩せないのは思い込みのせいかも


人にはそれぞれ居心地のよいスペースがあります。隣の人との距離や、話し相手の距離など物理的な距離は「パーソナルスペース」と呼ばれています。ところでこのパーソナルスペースと似たようなものが脳にもあるのはご存知でしょうか。脳科学的では居心地のよい空間を「コンフォートゾーン」と呼んでいます。今回はこのコンフォートゾーンを使って痩せるメンタルトレーニングについてご紹介します。

 

 

コンフォートゾーンとは


コンフォートゾーンとは、脳が居心地よいと思う空間のことです。自宅やオフィスなどの場所をさすときもあれば、「真面目」や「ポジティブ」など自己イメージを指すときにも使います。「痩せられない」イメージから離れられないのであれば、「太っている自分」があなたのコンフォートゾーンになっている可能性が非常に高いです。

 

 

脳は省エネのためになまけたくてしかたがありません。そのためどんなにあなたが嫌がっていても、「太っている自分」から離れようとはしません。あなたがどれだけ努力しようとも、コンフォートゾーンが「太っている自分」に設定されている限り、脳はお菓子を食べさせようとするし、運動をサボらせようとします。

 

 

逆をいえば「痩せている自分」がコンフォートゾーンだった場合、脳は必死にあなたに痩せるように働きかけます。

 

 

コンフォートゾーンの設定を高めれば痩せる


ダイエットを地道に続けていけば、脳は反発しながらも徐々に「痩せている自分」へコンフォートゾーンをずらしていきます。しかしこの方法では、結果が出るまで非常に時間がかかってしまいます。短期間で結果を出したい場合は、コンフォートゾーンを意識的に高い位置に設定する必用があります。

 

 

つまり「今の自分は理想の体型」であると思い込むのです。そのさい「嘘だ」「くだらない思い込みだ」と考えてはいけません。自分に疑問を抱くと、脳は「太っている自分が真の姿だ」と思い込んでしまいます。

 

 

また「未来のいつかに痩せる」と思い込むのもやめましょう。「未来」に痩せるということは、「今は痩せていない」という意味です。脳は「今、太っている自分が真の姿だ」と思い込む原因になってしまいます。

 

 

コンフォートゾーンをあげるためには「今、自分は理想通りの体型である」と思い込むことが大切です。コンフォートゾーンを高く設定すると、今までの生活に違和感を抱くようになります。そして自然と痩せる生活を送りたくなってきます。

 

 

コンフォートゾーンを高く設定するコツ

痩せる脳を作るためには、「私はモデルのような体型である」というようにコンフォートゾーンを今より高い位置に設定します。しかしコンフォートゾーンを設定することに慣れていない人は、「今、私は痩せている」と考えることに大きな違和感を抱くはずです。コンフォートゾーンを上げるには、この違和感を取り除くことが大切です。

 

 

方法①過去の記憶と組み合わせる


「私は痩せている」とコンフォートゾーンを高めるさいに、一緒に良い気持ちも思い出しましょう。大学合格の瞬間の喜びでもよいですし、、何かの賞を受賞したときでもよいです。

 

 

私たちの思考や記憶は非常に適当で、コンフォートゾーンを高く設定するさい、常に良い記憶の感情を思い出すと、それはコンフォートゾーンをあげることで味わえると勘違います。これらを繰り返していけば、脳は良い感情を味わうためにコンフォートゾーンを高めようと協力してくれるようになります。

 

 

方法②違和感の正体を明らかにする


「私は痩せている」とコンフォートゾーンを高めるさいに、嫌な気持ちを味わうならば、それはどこかに後ろめたさがあるからです。後ろめたさの正体を明らかにするために、「私が太っている」原因を書き出してみましょう。

 

そのさい「お腹が出ている」「二の腕がぷにぷに」と、身体のことは書かないでください。「お菓子を食べ過ぎる」「白米が好き」など、生活や嗜好による原因を書き出しましょう。
原因が書けたら、次はそれらをどうしたら痩せるか考えてください。「お菓子は食べない」よりは、「低カロリーのお菓子を食べる」など自分があまり我慢せずにすむ方法を考えてください。一通り書いたら、もう一度コンフォートゾーンを高めてみましょう。先ほどよりも違和感が小さくなっているはずです。繰り返していけばコンフォートゾーンを高めることに慣れてきます。