糖質制限は痩せやすいダイエット方法

糖質制限ダイエットは、面倒なカロリー計算もいらない、糖質が含まれた食べ物を我慢するだけのダイエット方法です。パーソナルダイエットジムのライザップが採用しているダイエット方法であることと、白砂糖の危険性も話題になったことから、糖質制限は一般の方たちにも急速に広まりました。

数あるダイエットのなかでも、糖質制限は痩せやすいダイエット方法です。しかし同時に失敗する人が多いダイエット方法でもあります。今回はなぜ糖質制限は痩せやすいのか、そしてなぜ失敗しやすいのかまとめました。

 

糖質制限ダイエットは何のためにするの

糖質制限ダイエットとは、砂糖を使った料理やお菓子の他に、ブドウ糖のもととなる炭水化物を食べる量も制限し、代わりにたんぱく質を多く食べるダイエット方法です。

糖質制限を行う理由は3つあります。

1.摂取カロリーを抑える

脂質・タンパク質・炭水化物の3つのなかで、カロリーの面から最も太りやすい食べ物は炭水化物です。タンパク質は脂質と炭水化物の2つと比べるとカロリーが低いです。脂質はカロリーは高いですが、炭水化物に比べて大量に摂取することはあまりありません。炭水化物は、カロリーが高く主食というだけあって食事のなかでも食べる量が多いです。

毎日の食事に炭水化物を減らすだけでも、大幅に摂取カロリーを抑えることができます。

 

2.血糖値の上昇を抑える

炭水化物は血糖値が上昇しやすい栄養です。

血糖値とは、血液のなかの糖の割合の値を指します。食後20分程度で血糖値は上昇し、しばらく時間がたつと元の値に戻ります。空腹は血糖値が下がると起きるといわれています。このため血糖値の上昇が高ければ高いほど、すぐにお腹が減るといわれています。

それだけではなく上昇した血糖値を下げるために、インスリンというホルモンが分泌されます。インスリンが分泌されると、上昇しすぎた血糖値は内臓脂肪に変換され身体に蓄積されます。

 

3.中性脂肪を積極的に燃焼できる

徹底的な糖質制限の管理は、脂肪を燃焼しやすい身体に変化するといわれています。

身体は、あまった糖質を肝臓・筋肉などに貯蔵しています。エネルギーとする糖質が少ない場合、身体はこれらの貯蔵している糖質をエネルギーとして利用します。ではそれらの貯蔵しているエネルギーさえなくなった場合はどうなるのでしょうか。

糖質の枯渇状態が続くと、身体は中性脂肪を分解してエネルギーを作り出そうとします。このため単純に摂取カロリーを減らすよりも、炭水化物を減らしたほうが積極的に脂肪を燃やせると考えられています。

 

糖質制限ダイエットをおすすめしない理由

糖質制限は、ダイエットの観点から見ると効率よく痩せられる減量方法です。人体で糖質を作ることができる以上、健康面からみても問題がないダイエット方法のように思えます。しかしそれでも、ダイエット初心者が安易に糖質制限を挑戦するのはおすすめできません。

理由は3つあります。

 

1.糖質が多い野菜も制限しなければならない

糖質制限ダイエットでは、単純にご飯や砂糖を我慢しなければいけないというわけではありません。糖質が多く含まれている野菜も管理しなければいけません。
糖質の多い野菜として思い浮かぶのは、じゃが芋やカボチャですが、その他にもトウモロコシ・レンコン・小豆・いんげんなども炭水化物が多い野菜です。それらすべてを食事で管理するのは骨が折れます。

 

2.食べ過ぎに走りやすい

お腹いっぱいか判断する満腹中枢を刺激するのは、ブドウ糖だといわれています。このため炭水化物は食べる量が少なくても満足しやすい食べ物です。しかし炭水化物を抜いた食事は満足しにくく、主食を抜いたという安心感から食べ過ぎに走ってしまいがちです。

どんなに厳しく糖質制限をおこなっても、カロリーを摂りすぎれば太ってしまいます。

 

3.食べる量を戻したときのリバウンドが怖い

糖質制限は、摂取カロリーも血糖値の上昇も抑えられるため痩せやすいダイエット方法です。しかし食べる量を戻せば、摂取カロリーも痩せる前の量に戻るため、当然ながら体重も戻ります。

それだけではなく、突然多くの糖質を与えられたら、低血糖に慣れていた身体がどうなるのか予想ができません。一度糖質制限ダイエットに挑戦したら、体重維持のために以降もずっと糖質を制限し続ける必用があります。

お菓子だけならともかく、パンやご飯を好きなだけ食べられないのはつらくはありませんか。このため糖質制限ダイエットは続けることさえできれば、確かに痩せられるダイエットですが、続けることが困難なダイエットのため初心者にはおすすめできないダイエットです。