脳の本音は「痩せたくない」

大体の人の脳は「身体を太らせたい」と考えています。人類が誕生してから現在まで、人類は肥満よりも飢餓に悩まされることがはるかに多かったです。いつまた食べられるか分からない生活を覚えている脳は、食べ物があるときに食べておこうと考える傾向があります。

 

 

痩せるためには脳の考え方そのものを切り替える必要があります。今回は「痩せたくない脳」を「痩せる脳」に切り替える方法をご紹介します。

 

 

痩せる脳を作るためにはルールを作る

脳は楽をして太りたいと思っています。これは本能に近い欲求で、理性の力だけで抵抗するには非常に困難です。本能に対抗するためには、「ルール」を設けるとよいでしょう。

 

 

不思議なことに「仕事終わりにカフェによって勉強する」「お風呂あがりにストレッチをする」などのように、具体的な決まりを作ると「〇〇しなきゃ」と考えるよりも実行しやすくなります。ルールを習慣づけ、その行動を脳に覚えこませれば、「太る脳」を「痩せる脳」へと切り替えさせることができます。

 

 

痩せる脳を作るためのルール

空腹を大切にする

何かを食べるときは「お腹が空いている」ことを目安にしましょう。お腹が空いていなくても「付き合いがあるから」「目の前にあるから」「時間だから」でなんとなく食べてしまう飽食の現代。飢餓の時代を遺伝子に刷り込まれている脳は、お腹が空いていなくても「口寂しさ」を感じさせ私たちに何かを食べさせようと後押しします。

 

この脳の誘いにのらないために、「ルール」を設ける必要があります。そのルールとは「お腹が空いている」こと。お腹が空いていなければ何も食べてはいけません。逆にお腹が空いていれば何を食べても良いですし、おやつも食べてよいです。

 

 

腹八分目を守る

腹八分目になったら食事を切り上げるよう徹底しましょう。脳は食べ物があればあるだけ食べようとします。特に好物や甘いものは「別腹」として胃に隙間をあけてまで体に吸収させようとします。このため食事を切り上げる「ルール」も設けておくとよいでしょう。

 

「空腹」「腹八分目」の2つルールを設けると、食事の回数と量が減ります。質の良いデザートや栄養豊富な食材など栄養が摂れて好きなものを食べられる食事を工夫する必要があります。工夫の仕方はあなた次第ですが、肉体的にも精神的にも満足できる食事は人生に色どりを与えてくれます。

 

 

その他食事のルール

食事は長すぎても短すぎてもいけません。短すぎる食事は、満腹感を感じにくく食べ過ぎや間食に手を伸ばす原因となります。逆にフレンチのコースや居酒屋などで起きるダラダラ食べは、胃に隙間があくたびに食べてしまうので大幅なカロリーオーバーを引き起こしてしまいます。食事は20分以上30分以内を目安にしましょう。

 

1回の食事で食べる物はできるだけ目の前に並べましょう。少しずつ出して食べてしまうと、自分がどれだけ食べているか把握できず食べ過ぎの原因となってしまします。おやつなども、小皿に並べ量が見えるようにしましょう。

 

 

まとめ

飢餓の恐怖を刷り込まれている脳は、痩せたくないと考えています。痩せたくない脳に、意思の力で反抗するには限界があり、大体の人は甘いお菓子と敗北の味を同時に味わっていることでしょう。

 

本能に対抗するには、意思ではなくルールを設けるとよいでしょう。「空腹を感じたら食べる」「腹八分目で満足する」「食べ物は目の前に並べる」「20分以上30分以内に食べきる」などです。これらのルールを守り満足できれば、特別なダイエットに取り掛からずとも自然と体重を落とすことができます。