ダイエットの敵として扱われるご飯

炭水化物抜きダイエットが流行っています。

炭水化物とは、糖質+食物繊維のこと。糖質は血糖値を上げ、上がりすぎた血糖値をインスリンが脂肪として蓄えます。このため糖質を含んでいる炭水化物はダイエットの天敵として扱われるようになりました。

だからといってまったく摂取しないのも問題。

炭水化物は古くから世界中で食べられていたものであり、20~30年制限し続けた人の記録がありません。つまり炭水化物抜きが体にどのような影響を与えるか、はっきりとした記録がないのです。
また炭水化物抜きを続けるとドライアイや睡眠の質の低下などが発生したという報告もあります。

さらに炭水化物に含まれる糖質は、精神の安定に欠かせないセロトニンという物質を生成します。炭水化物を完全に抜いてしまうと、ストレスを感じやすくなり身体に悪影響を与えてしまう可能性があります。

 

白米はダイエットに向いてる!

ダイエットの天敵と扱われていますが、実は穀物やイモ類の炭水化物は、吸収も穏やかで血糖値も緩やかに上昇します。近年では日本人の腸内細菌は炭水化物を好む菌も多いことが分かってきています。

 

加えてパン・パスタを比べると、白米は脂質が少なくカロリーも控え目。炭水化物のなかでは、最もダイエットに適した食材なのです。

 

炭水化物は体のエネルギーとして必須です。そのため1日1食は健康のために米を食べることをおすすめします。さらに白米の中に雑穀を混ぜれば、不足しがちなミネラル・ビタミンもついでに摂取できます。

 

 

ダイエット中に白米を食べる場合

ダイエット中に白米を我慢する必要はありません。しかし、ダイエット前と同じ量を食べるのはいただけません。

少し小さめのお茶碗を選び、いつもより少ない量を食べるように意識する必要があります。

 

 

雑穀・豆類を混ぜよう

白米に雑穀や豆類を混ぜて炊くと、簡単にビタミンやミネラルを摂取できます。分量は白米1合に対して、雑穀が大さじ1~3杯です。

キヌア・黒豆・玄米・ひよこ豆・赤豆など摂取したい栄養と好みに合わせて混ぜてください。

満足感を得たいのであれば「チアシード」を混ぜてしまうのもあり。チアシードは水に着けると水分を含み膨張する種。チアシードがご飯を重まししてくれるので、いつもと変わらない量のご飯を食べることができます。

 

白米の魅力は脂質が少ないだけではなく、雑穀を混ぜることで不足しがちな栄養素を補えることです。

この記事では「摂取すべき」と断言しましたが、炭水化物に関しては「断つべきか」「摂取すべきか」で現在も論争が続いています。今までの常識が新しい研究結果で、一転することもよくあります。

情報収集のアンテナを意識して張っておきましょう。