置き換えダイエットはダイエットに向いていない?

バナナ・ヨーグルト・トマトなど、品を変えては定期的にブームとなる「置き換えダイエット」。

方法も手軽で、3食のうち1食を指定された食品に置き換えるというもの。その人気の高さに比例するように、置き換えダイエットを批判する意見も多いです。

確かに置き換えダイエットは手軽ですが、正しく行わないと太りやすい体や痩せているけどだらしない体になってしあうダイエット方法です。このページであらためて置き換えダイエットについて考えてみましょう。

置き換えダイエットの良いところ

摂取カロリーを手軽に抑えられる

ダイエットの基本は「消費カロリー>摂取カロリー」です。そして運動で消費カロリーを増やすよりは、食事で摂取カロリーを減らす方が簡単。

食事のカロリーを減らす有効な方法に「レコーディングダイエット」があります。しかしすべての食べ物のカロリーを調べてメモを取るというのは手間がかかります。外食でカロリーを確認するのは人目も気になります。

 

それよりも3食の食事のうち、1食を減らしたほうが簡単。我慢するのはつらいですが、1食ぐらいであれば耐えられそう。カロリー計算も必用ありません。

この「手軽さ」がうけ、置き換えダイエットは様々な食品でブームを巻き起こしてきました。

 

 

不足しがちな栄養を補える

現代人の不規則な食事は、ともかく偏りがち。ひと昔前は不要な成分とされていた「食物繊維」も、近代では大切な栄養として扱われるようになりました。

置き換えダイエットの良いところは、置き換える食品で不足しがちな栄養を補えるという点です。トマトや野菜など栄養豊富な食品に置き換えれば、その栄養を効率よく摂取できます。

難点は、それしか食べなければ栄養は当然偏るということ。そのため最も効率的な置き換えダイエットは、食事で足りない栄養が補える食品を毎回食べることです。もちろん置き換える食品は、日によって変わっていきます。そう考えると、作る材料で栄養を調整できるスムージーなどが、最も理にかなった「置き換えダイエット食品」であることが分かります。

 

なぜそのようにメディアは取り上げないのでしょうか。視聴者に受け入れやすいのは、覚えやすく簡単なダイエット方法です。毎回違うものを食べるよりも、「○○だけを置き換えダイエットで食べて痩せた」というほうが分かりやすくキャッチ―です。

 

 

何故、置き換えダイエットは批判されがちなの?

先ほどもあげたように、置き換えダイエットは栄養が偏りがちになります。ずっと同じ食品ばかり食べるのも体に悪いです。

ダイエットの基本は「消費カロリー>摂取カロリー」です。しかしカロリーを減らすという点に執着すれば、体を作るのに必要な栄養は十分に摂取できません。特に肌を作るのに欠かせないアミノ酸などは、ダイエットで避けがちな豚肉などから効率的に摂取できます。

 

 

正しい置き換えダイエットで気を付けること

他の食事を疎かにしない

1食置き換えでカロリーを減らすのであれば、残り2食で1日の栄養を補う必要があります。

置き換えたからと言って残りの食事を疎かにしてよいわけではありません。高たんぱくの食事を心がけ、野菜も食べるよう気を配りましょう。菓子パンなどで食事をするのは避け、より一層気をつけて栄養を摂取する必要があります。

また低カロリーを意識しすぎて2食のカロリーを減らすことを考えてはいけません。1食は置き換えダイエットでカロリーを優先しているのですから、残り2食はカロリーよりも栄養を優先して考えましょう

 

 

 

間食をしない

せっかく抑えたカロリーを他で摂取してはいけません。置き換えダイエット中は、ただでさえ栄養が偏りやすいです。お菓子などの間食で簡単にバランスが崩れてしまいます。

低カロリーを意識するか、栄養を意識した間食を取りましょう。

 

 

運動をする

置き換えダイエットは体重を減らすことに特化したダイエット方法です。体を引き締めたり、理想のプロポーションを作るには向いていません。

ワンランクうえのスタイルを目指すのであれば、置き換えダイエットと並行して筋肉トレーニングを実施するのがおすすめ。短時間で効率よく運動することができます。

置き換えダイエットで体重は減ってきたけど、全体的にもう一回り小さくなりたいときは有酸素運動中心に行うとよいでしょう。

 

 

ダイエットに王道は無し

置き換えダイエットを改めて振り返ってみていかがでしたでしょうか。栄養や運動など「意外に面倒」というのが正直な感想だと思います。

痩せるだけであればとても簡単です。食べなければそれだけで痩せられます。「体重だけを減らしたい」場合、置き換えダイエットがベストです。しかしそれにプラスして、健康的に美しく痩せるのであれば運動や栄養も考えましょう。

ダイエットに王道は無し。美しくなるには工夫が必用です。